詩集

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船にはルール

2025/09/02

狂わぬ歯車
手札を埋めて
眺めるだけなら事足りる

壁が囲んだ
小さい箱の中
全ての物が揺れないで
平たい床に固定され
流れる空気は通路に従い
外へ出る一つだけの道

月が割れ星が欠けるなら
大きな夜空の下地だけ
ずっとずっとあったんだ

もしもの輪っか

2025/03/23

最初の時間がひっくり返って
一番遠い時間と結ぶ
ぐるりとねじれてこんにちは
子供の私とこんにちは
そしてあなたに会えたなら
もしも何かを言えるなら
言いかけて
終わらせる
現在は輝いて権威っぽく
しかし私たちに打ち破られるのを待っている
唯一を保つより
時間を自然の裁判かけようと
持ちかけられている

出来事

2025/03/24

別の星にいるみたい
あなたのいないこの家は
覚めない夢の中みたい
忘れられない出来事が
残らず食べられ尽くしたあとの
クジラのお腹に残って生きる

ひとり

2025/03/02

小さいドアが
開かない
固まって
壁になる
集まって
不思議になる
今になって
生きている

引力

2024/07/05
あなたは/ここには/遠くの渦には
飲み込まれ溺れ 何を得るのか
ここにないものある魔の海に
引かれる遺伝子 詰め込まれてる
後悔するより 先に引かれる
そうなるように 作られている
なぜ踊らない 遊ばないのか
説明できない海の引力
遊ばせないのは美しい日々が
そちらにはないと知っているから
知っているよと 思ってるから
届かぬ向こうの陸の前には
引きつけ輝く魔の海がある

スペース

2024/02

時計が上と下を指す
私の宇宙の大時計
お気に入りの星も回ってる

命が命を連れてくる
私は黙って眺めてる
全部が未知でおもしろい

本当は知っているような 知らない場所へ 腕だけ入れて
何が起こるか眺めたい

© 2021 再翻訳された猫ランド

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